
この記事について
近年、企業としてプロジェクトマネジメント力を高めるために、PM研修の実施を検討するケースが増えています。そのなかで
●どの研修会社を選べばよいかわからない
●研修を実施しても効果が出ない
●実務で活用できる研修を探している
といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
筆者は「予定通り進まないプロジェクトの進め方」(宣伝会議,2017)の上梓以来、のべ5,000人以上の受講者の皆様に向けてPM研修をお届けしてきました。大企業から中小中堅、ベンチャースタートアップなど、業種も様々なクライアント様に提供してきました。
研修企画ベンダ様やビジネススクール様を介して、あるいは直接契約も含め、人事部門様、事業側責任者様など、様々な立場のカウンターパートの方とも、ご一緒してきました。
何十、何百と経験するなかで、PM研修の企画と運営実施における超重要事項が見えてきました。
それは
PM研修は、
◎ 企画の精度がよく、講師選びを間違えなければ、経営陣も現場も喜び、運営も楽々
△ ぼんやりした企画で講師選びを間違えると、効果が出ず、不満やクレームに悩まされ、関わるみんなが気まずい思いをする
ということです。
自社にあったPM研修ベンダや講師を探すのは、実は、かなり難しいです。その難しさは、結婚式場を探すのに似ています。(関わる利害関係者が多く、期待値の調整が難しく、何度も試行錯誤してベストなものを選ぶということができない)
PM研修企画があいまいで、あやまった研修ベンダや講師を選んでしまったら、そこにかけるすべての時間とお金が無駄になってしまいます。
「PM研修の会社が多すぎて選べない」
「研修をやっても効果が出ない」
「そもそも、プロジェクトマネジメントについてよく知らない、イメージできない」
といったお悩みがあったら、ぜひ、ご参考いただけますと幸いです。
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もくじ
1 企業向けPM研修の主な種類
2 PM研修を選ぶときのポイント
3 PM研修サービス比較
4 どんな企業にどの研修が向いているか
5 各研修タイプ別に、メリット・デメリットを比較!
6 よくある質問
7 まとめ
企業向けPM研修の主な種類
まずは基礎的な整理から。PM研修には、おもに3つのタイプがあります。「知識習得型」「ワークショップ型」「継続伴走型」です。
それぞれの特徴とオススメの場合をご紹介します。
① 知識習得型研修
もっとも代表的でわかりやすいのはプロジェクトマネジメントに関する「知識」を教える研修です。計画立案やタスク分解、進捗管理などの「理論」を学びます。
プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行している、PMBOK(ピンボック)と呼ばれる知識体系をもとに実施されることが多いです。集合・スクール形式や動画提供が主な手段となります。
こんな場合にオススメ
●大規模情報システム開発に携わる場合に必要な専門知識を身につけさせたい
●我流ではなくオーソドックスな理論体系を学ばせたい
●専門資格を取らせたい
② ワークショップ型
次のタイプは、ワークショップ型の研修です。「理論」をベースとしたワークシートを用いて、実務を題材にあてはめ、応用します。
比較的やわらかいテイストで、敷居が低くワイワイガヤガヤとやるものから、かなり専門的で高度な内容をケーススタディするものまで、幅広くあります。
大きく分けると、対面形式、オンライン形式の2種類があります。
こんな場合にオススメ
●実際の目の前の業務に対して、学びを直接活かしてほしい
●まずは学びへのきっかけを提供したい
●PMへの苦手意識、ハードルを緩和したい
③ 継続伴走型
最後のタイプは、実務伴走支援型の研修です。
一回スポットで開催して終わり、ということではなく、2~3ヶ月単位、あるいは半年以上など、ある程度の期間を決めて継続的に実施します。各回の所要時間を90分や120分など、短い時間に設定できるので、業務への負荷が軽くなります。
また継続的な関わりを持つため、受講者と講師の双方向的なコミュニケーションができます。
こんな場合にオススメ
●実際に、受講者の実務で直面している問題や課題感に、寄り添って欲しい
●ただやって終わり、ではなく、明確な手応えや結果を求めている
●機運を醸成し、組織全体のムードをよくしたい
PM研修を選ぶときのポイント
PM研修を選ぶポイントは、2つあります。
① 実務との連動
大前提として、実務との連動性は必須です。もし、受講者が業務で大規模プロジェクトに携わっていないのに、高度な理論を教えたら、絶対にその結果は「意味ない・・・」となります。

「社内改善プロジェクトのリーダーシップを高めたい」
「新規事業のためのプロマネ能力を向上させたい」
「Web開発ディレクターに進行管理の力をつけさせたい」
など、PM能力開発の目的を踏まえ、適した内容や難易度のコンテンツを選びましょう。
② カスタマイズ性
次に重要なのがカスタマイズ性です。
万人向けの「一般論としてのプロジェクトマネジメント」は、誰にも刺さりません。なぜなら、あらゆるプロジェクトの現場には個性があり、その場で起きている悩みは、絶対に、一般論では解決しないからです。
受講者の特性や現場の状況にあわせた調整をいれられるベンダを選びましょう。
(補足)
特に人事部門の方がPM研修の手配を担当される場合、以下のようにお考えになるケースもあるかもしれません。
「そもそも現場でなにに困っているのかわからない」
「どんな内容が必要なのか、喜ばれるのか、わからない」
「変にカスタマイズするよりは、とりあえず定評のあるものを実施したほうが安全な気がする」
PM能力開発は、必ずしも現場を理解・熟知しなくても、企画できます。
「なぜ、PM研修が必要か」
「やらなかった場合、どんなリスクに直面するか」
「対象者の属性と、期待する意識や行動の変容は」
これらを整理し、適切なベンダを通して正しい講師を選択して相談すれば、比較的カンタンに、正しい答えが見えてきます。
このページの末尾で、PM研修企画のテンプレートと事例集を置いておりますので、よろしければ、ご参考ください。
PM研修サービス比較
PM研修サービスの、代表的なベンダ別の特性を整理してみましょう。
| サービスタイプ | 一般的な内容 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 大手総合研修ベンダの PM系コンテンツ | オーソドックスな内容の パッケージ型研修が主 | 実務連動:✕ カスタマイズ:△ | 大企業 企画職、総合職 基礎知識インプット |
| 情報システム子会社系の 研修ベンダ | 体系的カリキュラム PMBOKベースの高度な内容 | 実務連動:△ カスタマイズ:✕ | プライムベンダSIer 大規模で複雑な案件 |
| 研修動画サービス | 網羅的カリキュラム 初級から上級まで幅広く取り扱い | 実務連動:✕ カスタマイズ:✕ | 社員の学びの動機が明確 |
| ITエンジニア向け研修ベンダの PM系コンテンツ | エンジニアリングの現場に特化 | 実務連動:◯ カスタマイズ:△ | 中小中堅 IT/Web制作会社 |
| プロジェクトマネジメント特化の 専門ベンダ(中規模) | 5~10名程度の登録講師 整備された研修メニュー | 実務連動:△ カスタマイズ:△ | 中小中堅 事業会社全般 |
| PM特化の専門ベンダ(小規模) または個人 | エッジの立った先端コンテンツ 柔軟なカスタマイズ性 | 実務連動:◯ カスタマイズ:◯ | 本当に結果を出したい 現場を変えたい |

PM研修の企画と手配で悩ましいのは、以下の2点です。
・本来実務連動性とカスタマイズ性が求められるにも関わらず、大手ベンダの多くは、パッケージ、定型研修しか提供できない
・現場や受講者の悩みを熟知した講師と相談するのがベストだが、出会うのが難しい
次の項目では、とりあえずの初手で、どんなベンダや業者と相談するとよいかを解説します。
どんな企業にどの研修が向いているか
例① 受託開発プロジェクトマネジメント業務が会社の主な事業である場合(SIerなど)
PM研修をネットリサーチすると、以下のようなサービスが最初に候補として見つかります。
●情報システム子会社系の研修ベンダ
●PMBOKベースの研修コンテンツ
Webサイトを確認すると、経験と実績も主張されていて、安全な選択肢に見えますが、要注意です。こうしたサービスがフィットしている企業は、意外と限定的なのです。これらのサービスが向いているのは、
・PM知識とスキル向上の明らかな必要性が、現場側に存在している
・受講者の必要意識や理解力も備わっている
・コンテンツもフィットしている
この三拍子が揃っていなければなりませんが、ほぼほぼそれはSIer、なかでもプライムベンダを務めるような企業群に限られます。もし、そうでない企業が「とりあえずPM研修」という感じでこうしたサービスを選択してしまうと、無意味な投資になってしまいますのでご注意ください。
例② 新規事業のテコ入れがしたい
新規事業がうまくいかず、その問題解決策として「PM能力向上」に白羽の矢が立つこともあります。その場合は、以下が基本的な選択肢となります。
●大手総合研修ベンダとの契約講師から、適性のある講師を探す
●小規模、または個人のプロジェクトマネジメント特化の専門ベンダを直接探す
その理由は、中規模以上のPM研修ベンダが提供しているのがほとんど間違いなく、受託のためのPM論であり、新規事業のためのPM論ではないからです。不確実性の高い環境下での思考法、行動原理を学ぶ必要があり、特にPMBOKベースのコンテンツを、ベンダのマニュアル通りにルーチン的に教える講師は、絶望的に相性が悪いです。
また、手段としても「研修」がベストなのかは、十分に検討する必要があります。新規事業がうまくいかない理由は、個人のスキルによる場合もありますが、そもそもテーマ選定や組織構造など、幅広い原因があるのが通常です。知識だけをインプットするのではなく、コンサル要素も含めたワークショップ型、継続伴走型のサービスを選択しましょう。
新規事業の立て直しのためのプロジェクトマネジメント能力の向上は、ベンダを選んではならず、講師を選ばなければなりません。
講師選択の基準は、もし本当に結果を求めるのであれば「明確な実績があること」「キラキラ有名講師ではないこと」「相談対応が柔軟で親切なこと」の三点が必須要件となります。
例③ 中小・中堅IT/Web制作会社のディレクターやSE
IT/Web制作会社の場合は、PM知識研修や単発ワークショップでは能力向上は望めません。現場の実情にあわせてカスタマイズされた長期伴走型の施策を実施しましょう。
探すサービスベンダとしては、以下が選択肢となります。
●ITエンジニア向け研修ベンダのPM系コンテンツ
●プロジェクトマネジメント特化の専門ベンダ(中規模)
●プロジェクトマネジメント特化の専門ベンダ(小規模、または個人)
中小・中堅IT/Web制作会社の所属社員も、プライムベンダと同様に、業務上、プロジェクトマネジメント能力は不可欠です。しかし、多くの場合は二次請け、三時請けの仕事に慣れてしまっていて、プロジェクトマネジメントは「自らするもの」ではなく「してもらうもの」という価値観が染み付いています。
PM能力が不足 → 提案能力が不足 → 単価が下落 → PM能力がさらに不足 ・・・という、負のスパイラルに陥っている企業も、少なくありません。そのような会社で、とおりいっぺんのよくあるPM研修をやっても、無駄です。もしお金をかけて教育するのであれば、その経営的な期待効果や目的をしっかりと絞ったうえで、受講者の現状も踏まえ、あるべき行動変容の姿を定義して、教育プログラムに落とし込まなければなりません。
例④ 特定の業務や職種に限らず、社員全体の仕事力としてのPM力向上を図りたい
社員や組織全体の業務能力向上を目指すなら、以下のサービスがお勧めです。
●大手総合研修ベンダとの契約講師から、適性のある講師を探す
●小規模、または個人のプロジェクトマネジメント特化の専門ベンダを直接探す
仕事の基礎能力を高めるためにPM研修を受けさせる、という発想は、確かに自然な発想ですが、普通のPM研修を発注し、とりあえずWBSの書き方を学ばせて、どこかでみたようなケーススタディやワークショップをやる、といったようなことだと、ほぼ確実に研修の無駄打ちになります。中規模以上のベンダのパッケージ的なPM研修を活用すると、メッセージ性が弱くなり、学びへの動機を刺激できないのです。
このケースの成功への鍵は、講師と受講者の間に共感と共振を生み出すことです。そのためには、講師が現場の実情を深く理解することが欠かせません。たとえば「6時間の一日研修」をするよりも、「2時間の短時間研修を、3回に分けて実施する」といったほうが、圧倒的に効果があがります。
各サービス別に、メリット・デメリットを比較!
改めて、各サービスタイプのメリットデメリットを比較してみましょう。
| サービスタイプ | ポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 大手総合研修ベンダの PM系コンテンツ | ベーシックなパッケージも カスタマイズもどちらも対応可能 | 研修企画や依頼があいまいだと 無意味な提案が出てくる |
| 情報システム子会社系の 研修ベンダ | SIプロジェクトマネージャ向けの 高度なコンテンツが中心 | ITプロジェクト以外には フィットしづらい |
| 研修動画サービス | いつでも気軽に勉強できる | 受講者自身の意欲に 学びの質が左右される |
| ITエンジニア向け研修ベンダの PM系コンテンツ | IT実務に即した内容 | IT受託以外にはミスマッチ |
| プロジェクトマネジメント特化の 専門ベンダ(中規模) | 原則、パッケージベース | 汎用的な一般論のため 個別の課題に刺さりにくい |
| PM特化の専門ベンダ(小規模) または個人 | 明確でシャープな メッセージを届けられる | 探すのが難しい |
とりあえずの「やってる感」を出すために、PM研修を手配したい、ということでしたら、大手ベンダのパッケージ研修でも十分です。どこを選んでもそんなに大きな差は出ません。
自社の抱える課題の本質にアプローチしたい、ということでしたら、小規模ベンダや個人ベースで活動している講師のなかから、本当に実力があり、自社にフィットする人材を見つけ出さなければなりません。ただしこの層は玉石混交であり、デリバリ能力も様々です。
しかし実は、そこにこそPM研修手配の妙味があります。発注側として、最低限の情報を適切に整理して、あとは、適切に発注先に企画を任せることが、実は、最大の成功のコツなのです。
「なぜ、PM研修が必要か」
「やらなかった場合、どんなリスクに直面するか」
「対象者の属性と、期待する意識や行動の変容は」
これらを整理し、フィーリングが合うと感じた講師に連携すれば、比較的カンタンに、正しい答えが見えてきます。
このページの末尾で、PM研修企画のテンプレートと事例集を置いておりますので、よろしければ、ご参考ください。
よくある質問
Q1. PM研修の費用の相場って?
大手PM研修ベンダの場合、20~30人程度の受講者に対して、1日研修を実施する前提で、60~100万円程度が通常です。
中規模ベンダの場合、その7掛け、8掛けぐらいの費用感で実施できるベンダもあります。
小規模ベンダに直接契約をする場合は、中間マージンや管理費用がかからないため30~50%程度の費用感になります。
Q2. 企画から実施まで、どのぐらいの時間がかかる?
ベンダの調査から選定、発注、実施まで、だいたい2ヶ月から3ヶ月ぐらいかかるのが通常です。
STEP①
ベンダ調査と問合せ :早くて数日、長いと2週間程度
STEP②
詳細企画、費用概算見積:1~2週間程度
STEP③
企画決定、社内承認 :2~4週間程度
STEP④
受講者決定、日程調整 :2~4週間程度
Q3. どうやって効果検証する?
プロジェクトマネジメントはプロセスワークであり、明確な数字や結果で効果検証をするのは、基本的に、そもそもかなり難しいです。
基本的にはアンケートで満足度、理解度を確認する形になりますが、研修当日にオブザーブして雰囲気を感じておき、その後、定期的に現場の方とコミュニケーションを取りながら、どのような局面で、どんな内容が効いたかを確認するのが一番確実です。
前提として、事前に改善したい点や期待する効果はなにかを、現場責任者、経営陣とすり合わせしておくのもおすすめです。この点がブレたままだと、研修内容もあいまいになりますし、効果も実証しづらくなります。
Q4. おすすめのアンケート項目は?
特別な質問項目は不要です。理解度、満足度を5段階で取るのと、コメントがあれば自由記述を促します。
自由記述項目としておすすめなのは「講師への質問」です。
質問の内容とレベル、クオリティを見れば、どの程度理解され、どの程度業務改善効果がありそうか、一目瞭然でわかります。
Q5. 社内で新規研修企画を通すコツは?
そもそも研修というもの自体が、費用対効果を示しにくいものですが、一般的な研修以上に、PM研修は費用対効果を示すのが難しいため、その点を注意する必要があります。
以下の点をA4サイズ1枚程度の紙に整理し、意思決定に関わる利害関係者に見せ、フィードバックを得ながらブラッシュアップすることをおすすめします。
| 目的 | そもそも、なぜPM研修が必要か? 経営陣や現場は、なにに困っているのか? |
| 期待効果 | 本当に意味はあるのか? もとめる投資対効果は? |
| 解決手段の候補 | 本当にPM研修が手段として最善か? OJTじゃだめなのか? |
| 学びのコンセプトを仮説的に立案 | 例) ・仕事基礎力アップのために、まずはPMとはなんぞやを「体験」してみる! ・主体的な仕事への関わり方を、「プロマネ」を切り口に学ぶ ・資格取得を、コスパ・タイパ重視で進める ・AI時代に本当に必要な「人間力」をPMの視点で体得する! |
Q6. 相性のいい講師を選にはどうしたらいい?
実際に打ち合わせをして、直感的に雰囲気が合うか合わないかを見るのが、一番わかりやすく、早いです。
初回の面談で、話が噛み合わない感覚があったら、早々に断りを入れましょう。
「声をかけてしまったから、発注の期待を持たせてしまったし、いまさら断るのも悪いかな・・」といった気遣いは、最終的には双方にとってデメリットになりますので、傷が深くならないうちに、素早く判断するのが吉です。
まとめ
PM研修にはさまざまなタイプがあります。そして、目的や状況によって、適した研修は異なります。
・PM基礎教育
・中堅PM育成
・プロジェクト改善
など、自社の状況に合わせて選ぶことが重要です。
育成対象者の内心に配慮し、求められる支援やコンテンツを届けることができれば、効果は倍増します。その鍵は「育成企画の質」が握ります。

参考
PM研修の効果については、こちらの記事でも解説しています。
3つのお悩みカテゴリでわかる!PM、PL人材の層を厚くするための、打開のヒント
PM/PL人材の評価・育成の方法を徹底解説【テンプレートあり】
社員のプロジェクト進行スキルを、組織的に底上げしていくための処方箋
PM研修を検討している企業様の多くで、
・どの施策が有効かわからない
・自社のPM能力レベルが把握できない
というケースが非常によくお見かけします。
まずは現状のPM能力を把握することが、最初の一歩になります。
でも、いきなり全部を考えようとすると、迷ってしまいそうですね。
迷わないためのおすすめは「PM研修企画書」を準備することです。
おすすめの検討の流れは、以下の通りです。
オススメの検討の流れ
ステップ1
PM研修の「目的」「期待効果」「仕様」を発注側で整理する
ステップ2
以上を複数のベンダや講師に配布し、「設計」の部分を提案してもらえるよう、依頼する
ステップ3
集めた「設計」も含めて、現場側といっしょに比較検討する
ステップ4
講師を決めて、プログラムの詳細や日程について相談する
テンプレート&事例集
PM研修企画書のテンプレートと、ITPM、新規事業PM、仕事基礎力向上の3つのケースでの記載例を配布しています。ご参考になるようでしたら幸いです。

https://www.gotolab.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/PM-training_plan_gotolabSpecialTemplate.pptx

PM研修企画の
壁打ち相談します!
プロジェクトマネジメント力の強化は
企業ごとに課題が異なります。
もしPM人材育成やプロジェクト推進力の改善を検討している場合は、
一度、ご相談ください。
以下のスケジューラから、オンラインでのお打ち合わせ予約を直接取っていただくことも可能です。
https://calendar.app.google/RJgD3diS3Vi9XBo58
この記事の著者

プロジェクト進行支援家 後藤洋平
ものづくり、新規事業開発、組織開発、デジタル開発等、横断的な経験をもとに、何を・どこまで・どうやって実現するかが定めづらい、未知なる取り組みの進行手法を考える「プロジェクト工学」の構築に取り組んでいます。
世の中のプロジェクトがもっと幸せなものであるようにと思って、日々、プロジェクト立て直しや育成プロセス改善など、試行錯誤しながら、活動しています。
mail: info@gotolab.co.jp
Facebook https://www.facebook.com/gotoYohei
LinkedIn https://www.linkedin.com/in/%E6%B4%8B%E5%B9%B3-%E5%BE%8C%E8%97%A4-2159a925b/
著書
・予定通り進まないプロジェクトの進め方(宣伝会議)
・紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本(翔泳社)
・“プロジェクト会議”成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで(翔泳社) 等
youtube再開しました!
https://www.youtube.com/@project_and/featured
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