
いわゆる「プロマネお作法」の必要最低限を短時間で理解するための
プロジェクトマネジメント研修を、オンデマンド形式で提供しています
受託開発や新規事業開発などのビジネスプロジェクトで、若いメンバーやリーダーに、最低限のPM用語や概念は押さえておいて欲しいと思ったことはありませんか。
そして、「手頃な教材があればいいが、過去活用してきた研修や教科書は、帯に短したすきに長しで、ちょうどよいものがない」と思ったことは、ございませんか。
近年、eラーニングが非常に広範囲に普及し、プロジェクトマネジメント教育についてもその例外ではありません。一般公開型のプラットフォームから企業独自のものまで、実に幅広いサービスがあります。
それらの各種サービスには、低コストで、いつでも豊富なラインナップから、自由に選べる利便性というメリットがあります。
しかし、問題点もあります。
いや、PM教育においてはむしろ、動画による研修は、問題だらけと言っても、過言ではないのです。
動画配信型のプロジェクトマネジメント研修コンテンツが抱える問題点
問題点①
コンテンツが多すぎて、自分にぴったりしたものが選びにくい
問題点②
自分に本当に必要な内容か、見てみないとわからない
問題点③
いつでも見れるゆえに、見るきっかけを作りにくい
問題点④
見て学んだ気になったとしても、本当に学びが身に沁みることは少ない
これらの問題は、基本的には、あらゆるeラーニングに共通するものですが、あくまで「知識」や「正解」「模範解答」を習得するためのものであれば、大きな障害にはなりません。
一方、そもそも正解の見えないプロジェクトを進行する方法論を学ぶにあたっては、動画活用は本当に独特な難しさがあり、この壁をクリアしているプラットフォームやコンテンツは、ごくまれなのです。
●本来、プロジェクト進行スキルは、知識や理論よりも、身体感覚や暗黙知によるところが大きい
・もちろん一定の知識は必要だが、頭でっかちになると、本末転倒
・抽象度が高いPM進行理論を聞いて、ただちに実務にすらすら落とし込める人間は希少
●かたや、基本的に研修動画の快感原則は「わかった気になり、気持ちいい」という点に集約される
・動画教育は、受講者に葛藤を生じさせにくいため、PM育成では、むしろデメリットになりかねない
・とはいえ「わからなくて、不快」という体験に繋がったら、教育施策の逆効果であることは言うまでもない
これらの問題は、リアルタイムな対面開催のものであっても、根本的には変わりませんが、オンデマンド動画によって、真に意味のある教育施策を展開するのは、さらに難しく、ハードルが高いのです。
ゴトーラボは、対面だけでなく、オンライン開催、オンライン開催の録画展開、オンデマンド用のコンテンツ制作、講座ディレクションや運営補助など、幅広い形で教育サービスに従事し、試行錯誤を続けてまいりました。
多くの成功失敗を経た結果、「PM教育における最適な動画コンテンツ」と「受講者へ展開し、効果を出す方法」について、多くの試行を経て、ようやく、自信を持ってお届けできる実績とユースケースが確立できてまいりました。
以下、その内容を、ご紹介させていただきたく思います。
PM教育における最適な動画コンテンツとは:
ポイントは3点あります。
ポイント①
易しすぎず、難しすぎない
ポイント②
今さら聞けないベーシックな概念や業務のコツを、幅広く網羅している
ポイント③
受講者自身の見たい内容に、すぐにたどり着けるようなわかりやすい構成
具体的には、以下のようなものです。
A-01 | プロジェクトって、なんだ!? | プロジェクトとルーチンワーク 書いてみよう!プ譜 不確実性への対処 失敗からの学び方 | 業種、職種問わず 担当者~責任者まで幅広くご受講可 |
A-02 | プロジェクト「超」入門 | ストーリーから考えるプロジェクト活動 現代プロジェクトの基礎用語 キャパオーバーを防止するコツ | 業務経験2~5年目安の若年層 |
A-03 | 計画と進捗管理の王道 | WBSの、実践的かつ有意義な書き方 進捗管理の本質 | 中規模プロジェクトの 担当者~リーダー |
A-04 | 代表的なプロジェクト管理手法 | フェーズ マイルストン WBS コミュニケーション管理 課題管理 品質管理 リスク管理 | 中規模プロジェクトの リーダー、責任者 |
A-05 | 「民法」と「要件定義」 | 民法から考えるとよくわかる 業務分掌と責任範囲 要件定義の本質 | 大規模プロジェクトの リーダー、責任者 |
一講座あたりの受講時間は2時間程度。
全5コマで、一通り受講すれば、基本的なプロジェクト管理のベースが整います。
ハイエンドのプロジェクトマネジメント資格を取得するには、一般的に、150~200時間の勉強が必要と言われています。
資格取得は実務能力を直接向上させるというよりは、取引先への信頼感の担保のために活用されることが一般的です。
本講座は、資格取得ではなく、実務能力のレベルアップを主眼としています。
倍速視聴すれば、およそ5時間もあれば、十分ですし、レベルにあわせて必要なものだけ、ご受講いただくこともできます。
ワークシートも、実務上の課題をそのまま記入できる実用的なものです。
ご希望があれば、個別の添削やオンラインセッションによる質疑応答、相談受付を実施することで、さらに効果は倍増します。
PM教育における動画活用の、最適なユースケースとは:
当たり前ですが、動画視聴は、行為としては極めて受動的です。ぼーっと見ているだけでは、言葉も知恵も得ることはかないません。動画コンテンツによる教育が奏功するためには、「受講者本人に切迫感があり、当事者意識がある場合」という要件を満たすことが、致命的に不可欠です。
では、「受講者本人に切迫感があり、当事者意識がある場合」とは、どういうときなのでしょうか?
「受講者本人に、PMスキル開発に対する切迫感があり、当事者意識がある場合」とは:
●新たな環境に移行する直前・直後で、不安に直面している
●大きな失敗やトラブルに巻き込まれ、危機感を覚えている
●それらの問題を解消するために「PMスキルの強化が必要」と意識化されている
●学びへの時間投資が、ギリギリできる状況である(忙しすぎず、暇すぎず)
こうした状況は、例として具体化すると、以下のようなものになります。
例①
・未経験からIT/Web開発に関わる業務に就くことになった
・右も左もわからないが、はやくスキルアップして、業務で活躍できるようになりたい!
・業務の負荷は少なく、学習に当てる時間の余裕がある
例②
・ひとつの大きなプロジェクトが終わり、つかの間の谷間
・ハードルの高い課題やミッションに直面し、己の力不足を実感した
・ここはひとつ、改めて自分のスキルを棚卸しし、今後のレベルアップのポイントを確かめたい
例③
・長年の経験があり、一定レベルの自信はあるが「我流」「手癖的な進め方」に、若干の不安がある
・今後も仕事を続けていくうえで、このままでよいのか、伸び悩みや不安を抱えている
・多少の自由なスキマ時間を作ることはできるので、なにかちょうどよいコンテンツを探している
提供実績
上記のいずれのケースにおいても実績があり、効果を実感したとの声をいただいています。
わかりやすい例としては、以下のようなケースがございました。
①飲食業界からWeb制作会社に転職した若年層の社員
・入社直後はofficeソフトの使い方も覚束ない、オフィスワーク自体が初体験だった
・1ヶ月後には、ある程度使用に耐え得るレベルの議事録が取れるようになった
②IT開発経験7年の中堅開発ディレクター
・ある程度、業務は回せるようになったが、成長の伸び悩みを感じていた
・動画コンテンツや個人ワークを通して、自身の弱点を再発見し、改善点を理解することができた
・マンネリ感を脱却し、フレッシュな気持ちで再スタートを切れた
③開発経験15年のベテランシステムエンジニア
・これまでは、マネジメントに苦手意識があったが
・動画を2周見たことで、PMがなにを考えているのかがよくわかった
・これまでは個人プレーが強かったが、チームワークの取り方がうまくなった
ゴトーラボのオンデマンドコンテンツの提供価値
上記のような変化は、そもそも対面式の研修であっても、なかなか得にくいものではあります。
では、なぜ、よりハードルの高い動画コンテンツで、これを実現できたのか。
それは、長年のノウハウの蓄積により実現された、「理論と現実が結びつく」というコンテンツの特徴によります。
一般的なPM研修 | 本サービス | |
---|---|---|
講師 | ITプロジェクトの伝説的な経験者 権威のある資格の保有者 | 敷居が低く親しみ感のある講師 |
内容 | 主にITプロジェクトを想定した 大規模マネジメントの理論を解説する | IT/非ITに関わらず 幅広いビジネスプロジェクトの 進め方のコツを紹介する |
気づきの質 | 理論は理解できるが 現実に結びつきにくい | 理論と現実が 結びつく |
学習のメリット | 資格取得 顧客への信頼感の担保 | 実務能力の向上 |
「本当に、実務に効くものを提供したい。」ただそれだけを思って、大手ビジネススクールや大企業、ベンチャー企業等にて長年研修活動に携わらせていただいてきました結果、非常に多くの方々からご好評いただいてきた内容から、動画コンテンツにふさわしいものを厳選し、より多くの方々にお届けできる形でパッケージングしています。
コンテンツ紹介
以下、もう少し具体的にコンテンツのイメージをご紹介させていただきます。
A-01 プロジェクトって、なんだ!?

A-02 プロジェクト「超」入門

A-03 計画と進捗管理の王道

A-04 代表的なプロジェクト管理手法の実践的な活用法

A-05 「民法」と「要件定義」

受講者の声
自分の状況に重なる部分がとても多かった。
難しい問題をなくすために行うのがプロジェクトマネジメントであることに、気づきと納得感がありました!
まさにプロジェクトが予定通り進んでいない状況になっていたので、丁寧にコミュニケーションをとるというすぐに実行できそうなアクションを教えていただき助かりました。
自分が今直面していたプロジェクト推進に関する問題について、解消の糸口になる考え方を知ることができた。
マネジメント初心者のため、吸収できたものが多かったと思いました。
実際に手を動かしてみることで、いかに具体化して考えてみることが難しいか痛感しました。
苦手としていたWBSでしたが、重荷になってはいけないという話を聞いて、今までWBSを完成させることこそがプロジェクトの完成だと思っている自分に気づくことが出来ました。
自身が過去実施してきたプロジェクトを振り返っても、教示いただいた「6つの型」は本当に重要だったなと思いますので、拙い進め方の中でも方向感は間違ってなかったな…と思えてよかったです。
プ譜のワークでは、このプロジェクトを通して自分は何を目指すのか(自分の目標)を確認できました。
WBSを書くのはだいぶ辛かったのですが、プ譜を書くのは楽しかったです!
「プロジェクトマネジメントを勉強しなければ」と凝り固まって狭まっていた視野がすこし開けました。
提供方法
費用
集合研修では、これらのすべての教育コンテンツを扱うことは、時間もお金も大きな負担がかかるものになりますが、オンデマンド化により、安価に適時にデリバリーできる形となっております。
費用は、受講人数と受講期間により算出し、提供させていただきます。
申し込み方法
以下のフォームより、お問い合わせください。
お見積定時後、所定の方法で受講費用をお支払いいただければ、受講ページのURLと、アクセスするためのパスワードをご連絡致します。