
この記事について
この連載「プ譜のワイガヤ研究会」では、世の中にありそうな様々なプロジェクト状況を題材に、どうすればうまくいくのか、考えるポイントはどこにあるかを考えます。実ケース、仮想ケース問わず様々な状況について、プ譜をただ書くだけではなく、AIレビューの結果や実際の実行結果との比較をすることで、学びや気づきを掘り下げます。
もくじ
1 Case5(リアルケース):「yururi concept」石田さんのビジネス相談
2 石田さんとのプ譜相談
3 AIレビューで、いざ、チェック!
4 考察とまとめ
Case5(リアルケース)
「yururi concept」石田さんの、ソーシャルプロジェクト立ち上げ相談
石田葉さんは、LinkedInで声をかけていただき、知り合いました。最初にお声がけをいただいたメッセージは、
私は今、「言いにくい困りごと」をボタン入力で取得し、データとして可視化するシンプルなデバイスを試作しています。
まだ初期段階ですが、これをどうプロジェクトとして形にしていくかを考えているところです。
とのこと。一体どういうことなのか、この文章だけではわからなかったのですが、なにかお力になれるかもと思い、オンラインでお話しさせていただきました。
石田さんとのプ譜相談
zoomでお話ししてわかったことは、大まかにいって、以下のご状況でした。
●現在、専業主婦でいらっしゃるとのこと
●ご友人を亡くされた経験から、同じような不幸が起きないようにしたいとお考えとのこと
●自分の状態をボタンで押せるウェアラブルデバイスを開発されたいこと
●やりたいことを色んな人に話しているが、理解を得るのが難しいこと
●自分のやろうとしていることがCivic Techと呼ばれる領域なのだと理解し始めていること
●最近、LinkedInを始めて、海外の研究者とのつながりが出来始めていること
その他、色々と取り組んでいることや、今後取り組みたいことを口頭でお話しいただいたのですが、事前に整理されていたわけではなく、その場で口頭で・・・という形だったので、なんとなく状況が、わかるような、わからないような・・・
でも、なんだかとっても大事な取り組みをなさっているように感じる、ということで、急きょ、プ譜を書かせていただきながら「こういうことがやりたいのでは?」というものを作成させていただきました。

結果、「そうなんです!」「なるほど、たしかにこういうふうに書けばわかりやすいですね・・・!」と、喜んでいただけました(*^^*)
公開プロジェクトボードへのリンクはこちら!
https://kickpufu.com/public/project-board/100efe14-611d-490b-b038-dd87e67e4102
AIレビューで、いざ、チェック!
せっかくなので・・・と、成功確率を算出してみたら、なんと、69.3%と、これまでのケースで最高値が!

理由を確かめてみると、すべての施策が「or条件」で判定されていました。
確かに、その評価は、人間的にも納得感があります。



レポートURLへのリンクはこちら!
https://report.kickpufu.com/reports/5c7b8bea-285b-4f67-bce5-14bc8afd8cee/YKh4zqGpAB.html
考察とまとめ
プロジェクトの進め方や、ビジネス分析の方法、新規事業の立ち上げ方、といったことを学ばれたのではなく、純粋に、ご自身の思いと動機に駆動されている石田さんだからこそ、邪念のないプ譜が書けて、それが高い評価値に結びついたのではないか、という気がします。
実際に、とっておられるアクションは、各種の理論と照らし合わせてもまったく齟齬がなく、むしろ、方法論を学ぶことでかえってアクションが滞りがちになることもある昨今のことを思うと、とても深く考えさせられました。
もちろん、本当にプロジェクトが本格的に立ち上がってきたら、しっかり考え、管理する必要性も出てくるとは思いますが、その状況にまずは到達するには、いま、湧いているアイデアをぜひぜひ、ひとつずつ、実行していただきたいなと、感じました。
石田さん、これからもなにかご協力できることがあれば、ぜひ、お声がけください!
石田さんのnoteをご紹介!
↓

https://note.com/fine_lion7890/n/n60e07991f30c
この記事の著者

プロジェクト進行支援家 後藤洋平
ものづくり、新規事業開発、組織開発、デジタル開発等、横断的な経験をもとに、何を・どこまで・どうやって実現するかが定めづらい、未知なる取り組みの進行手法を考える「プロジェクト工学」の構築に取り組んでいます。
世の中のプロジェクトがもっと幸せなものであるようにと思って、日々、プロジェクト立て直しや育成プロセス改善など、試行錯誤しながら、活動しています。
mail: info@gotolab.co.jp
Facebook https://www.facebook.com/gotoYohei
LinkedIn https://www.linkedin.com/in/%E6%B4%8B%E5%B9%B3-%E5%BE%8C%E8%97%A4-2159a925b/
著書
・予定通り進まないプロジェクトの進め方(宣伝会議)
・紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本(翔泳社)
・“プロジェクト会議”成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで(翔泳社) 等
プロジェクトや組織の悩みがあれば、ぜひお寄せください!
プロジェクトの悩みは、ひとりで悩んでいても、なかなか、解決は難しいものです。利害関係やしがらみがないからこそ、差し上げられるヒントもあります。
そんなことをおもって、うまくいかない究極原因を探る、本当にやりたいことを探す、純粋壁打ちの無料体験ショートセッションを始めてみました。お気軽にどうぞ!
「色々と試行錯誤しているが、
どうもうまくいかない」という方に
不調の根本原因と、本来の目的が
言葉になったら
悩みや迷いは、おのずと解消する。
セッションの概要
・最初の10分 自己紹介と、取り組みやお悩みの全体的な内容をお伺いします
・次の20分 専用ツール「プ譜」を使って、ご一緒に思考の言語化、可視化を実施します
・次の20分 AIレビューも活用し、思考の穴を、さらにご一緒に探します
・最後の10分 ネクストアクションを整理します

無料ショートセッション
「プ譜を使った純粋壁打ち」
なぜ「解決策ありきでない」のか
突然の私事で恐縮ですが、40歳になる手前あたりから、「軽微なんだけど、持続すると辛い体調不良」(耳鳴りが気になる、とか、なんだかちょっと眠りづらい、など)をちょこちょこと新規獲得してきました。
その度に、結構あわあわしながら対処してきたのですが、駆け込み先は、標準治療だったり、ときに保健外の漢方だったり整体だったり。最初に駆け込んだ先で一発で良くなることは少なくて、色々と試していくなかで、解決してきました。
根本原因に辿り着くと、だいたいは冷えだったり、姿勢だったりして、薬で治すよりは、生活習慣の方が大事、というオチとなることがほとんどでした。
(たとえば、急に舌の調子が悪くなって、その原因が冷えで、最初は高い漢方で治していたけど、最終的に、夜寝るときに、首にタオルを巻いたら良かっただけだったとわかった・・・みたいな)
不調のときに、初手で根本原因がわかったら良かったのになぁと思うのですが、これがなかなか、わからないものです。
あれこれ試すなかで、あ、これだったんだ、とわかる展開が多いものです。
経営課題や業務課題も、プロジェクト課題も、実は同じなのだと思っています。
解決策を探すより、原因を探すのが、鉄則。とはいえしかし、分析には常に限界がある。分析には常に時間もコストもかかるし、全部が全部は、わからない。色々と試してみて、良くなって初めて、ここだったのか、と、わかる。
例えば、医療でも、内科、外科、心療内科、漢方、リハビリ、耳鼻科、整体とか、そのように分岐しない形での、純粋診療が、あり得たりはしないだろうか?と思うことがあります。
投薬にしろ施術にしろ、あるいはカウンセリングその他も含め、なにかしらの手段がその事業の仕組みに組み込まれていると、どうしても、手段ありきの診断となってしまいます。思い切って、治療はしない、診療だけのサービスがあっても良さそうに思うことがあります。
特に、日常で困っている不定愁訴やストレス疾患、それこそ不眠だとか、耳鳴り、手の痺れ、とか…色々回ったけど、よくわからない、というやつ。人間ドックをいくら受けても、腰痛の治し方はわからない。
こういう話は、個人の健康も、ビジネスやプロジェクト上の問題も、同じだと思っています。
そこで発案したのが、解決策を売りにしない、焦って解決しようとしない、ただただ原因だけを理解するためだけの、純粋壁打ちでした。
究極の根本原因が見えてしまえば、ものすごく安価な手段で、悪いところは、自分で解決できる。見立てをつけるところだけを、徹底的に、寄り添う。
そんな壁打ちがあってもいいじゃないか、そう思って、始めることにしました。
なぜ「無料」なのか
ありがたいことに、体験いただいた方には「お金をとってもいい」「事業化できるクオリティ」といっていただけます。が、そこで費用を取ってしまうと、相談を提供できる機会を絞ってしまうことになりますし、無償だからこそ、本当の意味で「フラットな壁」になれると感じています。
なので、無料でさせていただきます。
もちろん、そこから始まって、定期的に続けたいとか、会社の中で展開したい、といったことになると、適性な対価のご相談も始まるかなとは思いますが、そのような場合でも、当方から無理にプッシュして、ということはいたしません。
なぜなら、やはり、コンセプトは「純粋壁打ち」なので!
ぜひ、叩きに来ていただけますと幸いです。
体験者の声をご紹介
・始める前は、考えがまとまっていなかったけど、言語化してくれて、方向性が見えた!
(通信系ベンチャー企業勤務 相談テーマは「ライフワークを見つける」)
・プロジェクトのキックオフのイメージが持てた
(情報システム部門 リーダー 相談テーマは「社内改善プロジェクトをもっとスムーズに進めたい」)
・プ譜は面白い。プロジェクト立ち上げ時の、チームビルディングにも使えそう!
(大学教員 相談テーマは「学生のプロジェクト活動支援」)
・話を聞いてくれて、ありがとうございました。シンプルに、楽しかった!(*^^*)
(フリーランス プロフェッショナルPM 相談テーマは「プロジェクト思考の深堀り」)
セッションの様子の例を、こちらの記事でもご紹介中!
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