Case2 はじめてのカレー作り(仮想ケース)

この記事について

Case2(仮想ケース)
一人暮らし歴3ヶ月の、はじめての、カレーづくり

 プ譜のワイガヤ研究会、第二回は、仮想ケースを題材とします。テーマは「料理初心者による、はじめてのカレー作り」です。
 一人暮らしを始めて3ヶ月、少しだけ新しい環境にも慣れてきて、食事や栄養のことも気になり始め、休日にちょっと料理でもやってみようかという状況を想定します。

・いきなり大傑作料理を作ろうとは思わない
・これまで食べていた、普通の家庭のカレーを作りたい
・ルーを買ってきて、ちゃちゃっとやれば、それなりになるはず

と、考える頭のなかを表現してみたのが、以下のプ譜です。

 さて、このカレーづくり、成功確率をどの程度だと見ますか?

 実は、実際にこのプ譜を色んな方にお見せすると、料理経験のあるなしで、結構評価が分かれます。
 料理経験が豊富な方は「20%ぐらい」と答えることが多く、料理経験が少ない方は「70%ぐらいはいくんじゃないか」と答えることが多いです。

ずばり、AIレビューが判定した成功確率は・・・

 成功確率評価は、「55.3%」でした!エントロピースコアは「1.544」でした。
 これは「問題をかなり単純化して捉えており、深くは考えておらず、成功確率は五分五分」という評価結果となります。

 「自分にもできそうなレシピを探す」の施策が成功確率65%と、やや厳しく見られています。

 確かに、初心者なのに、自分にもできそうなレシピを探すことができるのか?」という点は心配です。
 とはいえ、市販のカレールウを使うわけですから、65%という値は、なかなか絶妙な気がします。

 あらためてこの指摘を見てみると、確かにこのプロジェクトの成功確率は「五分五分だな」と思えてきます。カレールーはとても便利にできていて、多少の調理ミスがあっても、そんなにまずくなるということはない。とはいえ、初心者なので、どこでどんなミスをしてしまうか、予想はつかない。

 確かにこの勝負、五分五分と言われると、そんな気がします。
 実際にアンケートを取ってみたら、人間評価の平均値も、そんなところに落ち着きそうです。

レビューコメントの全文は、以下のリンクでお読みいただけます!
https://report.kickpufu.com/reports/a172a0e6-bbab-47cd-9a04-647dc3f0e909/VfKfhPBZJf.html

プ譜をブラッシュアップしたら、成功確率は高まるか?

 では、ミスをしないように、施策を増やしてみたらどうでしょうか。下のプ譜は、廟算八要素と中間目的を変えずに、施策だけを改善、追加しています。

 人間的には、かなり慎重に計画しているので、そうそう失敗することはなさそうですが・・・

 なんと、成功確率はがくっと下がってしまいました。エントロピースコアは「6.355」と大幅に上昇しています。
 これは「第一局面では、ほとんど深く考えていなかったが、レビューを受けて少し考え直し、思考は深まった。ただし、レビュー結果としては、より厳しく判定された」ということを、数字上は、意味しています。

レビューコメントの全文は、以下のリンクでお読みいただけます!
https://report.kickpufu.com/reports/a172a0e6-bbab-47cd-9a04-647dc3f0e909/VfKfhPBZJf.html

 ちょっとくやしいので、中間目的をブラッシュアップしてみました。

 一番大きく変えたのは、中間目的です。

Before:「とりあえず、レシピ」「とりあえず、調理」
After :「自分に合ったレシピ」「丁寧な調理」

 つまり、施策の中身をブラッシュアップした意図を、より正確に、中間目的のニュアンスに反映させています。

 結果、成功確率の評価は11.6% → 18.6%と向上し、エントロピーは6.355→5.157と、圧縮されました。

 通常、施策を増やすとエントロピーは増える方向に変わるのですが、記述した意味的内容が改善されているので、むしろ低減していて、この変化は「成功確率と思考の負荷の両面で、思考の質が改善されている」ということを示唆しています。

レビューコメントの全文は、以下のリンクでお読みいただけます!
https://report.kickpufu.com/reports/a172a0e6-bbab-47cd-9a04-647dc3f0e909/VfKfhPBZJf.html

考察とまとめ

 以上の検証から、このレビュー機能が、以下の3つの「繋がり合い」を評価していることが、わかります。

・「廟算八要素」=取組状況における制約や、有利不利の認識
・「施策」=実行しようとしているアクション
・「中間目的」=進めていきたい方向

 ロジックとして、成功確率が高いか低いかはあくまで「中間目的」の設定次第です。ハードルを低く設定すれば、数字上は高く出ますし、高いハードルを設定したら、低くなります。
 当たり前といえば当たり前ですが、ただ、このことは、私達のプロジェクト実務を考えるうえで、示唆的であるように思われます。

 「ただ成功すればいい」ではなく「どんな成功基準を掲げるか」のほうが本質。

 「より適切な目標設定はなにか」を吟味したうえで、「そこにつながるアクションはなにか」を考え抜く。

 そのような思考を巡らせることが、そのプロジェクトを、より取り組み甲斐のあるものにしてくれる。そんなふうに、思えます。

「色々と試行錯誤しているが、
どうもうまくいかない」という方に

究極の根本原因が見えたら

不調は、おのずと解消する。

セッションの概要

・最初の10分 自己紹介と、取り組みやお悩みの全体的な内容をお伺いします
・次の20分  専用ツール「プ譜」を使って、ご一緒に思考の言語化、可視化を実施します
・次の20分  AIレビューも活用し、思考の穴を、さらにご一緒に探します
・最後の10分  ネクストアクションを整理します

無料ショートセッション

「プ譜を使った純粋壁打ち」

なぜ「解決策ありきでない」のか

 突然の私事で恐縮ですが、40歳になる手前あたりから、「軽微なんだけど、持続すると辛い体調不良」(耳鳴りが気になる、とか、なんだかちょっと眠りづらい、など)をちょこちょこと新規獲得してきました。

 その度に、結構あわあわしながら対処してきたのですが、駆け込み先は、標準治療だったり、ときに保健外の漢方だったり整体だったり。最初に駆け込んだ先で一発で良くなることは少なくて、色々と試していくなかで、解決してきました。
 根本原因に辿り着くと、だいたいは冷えだったり、姿勢だったりして、薬で治すよりは、生活習慣の方が大事、というオチとなることがほとんどでした。
(たとえば、急に舌の調子が悪くなって、その原因が冷えで、最初は高い漢方で治していたけど、最終的に、夜寝るときに、首にタオルを巻いたら良かっただけだったとわかった・・・みたいな)

 不調のときに、初手で根本原因がわかったら良かったのになぁと思うのですが、これがなかなか、わからないものです。
 あれこれ試すなかで、あ、これだったんだ、とわかる展開が多いものです。

 経営課題や業務課題も、プロジェクト課題も、実は同じなのだと思っています。
 解決策を探すより、原因を探すのが、鉄則。とはいえしかし、分析には常に限界がある。分析には常に時間もコストもかかるし、全部が全部は、わからない。色々と試してみて、良くなって初めて、ここだったのか、と、わかる。

 例えば、医療でも、内科、外科、心療内科、漢方、リハビリ、耳鼻科、整体とか、そのように分岐しない形での、純粋診療が、あり得たりはしないだろうか?と思うことがあります。
 投薬にしろ施術にしろ、あるいはカウンセリングその他も含め、なにかしらの手段がその事業の仕組みに組み込まれていると、どうしても、手段ありきの診断となってしまいます。思い切って、治療はしない、診療だけのサービスがあっても良さそうに思うことがあります。
 特に、日常で困っている不定愁訴やストレス疾患、それこそ不眠だとか、耳鳴り、手の痺れ、とか…色々回ったけど、よくわからない、というやつ。人間ドックをいくら受けても、腰痛の治し方はわからない。

 こういう話は、個人の健康も、ビジネスやプロジェクト上の問題も、同じだと思っています。

 そこで発案したのが、解決策を売りにしない、焦って解決しようとしない、ただただ原因だけを理解するためだけの、純粋壁打ちでした。

 究極の根本原因が見えてしまえば、ものすごく安価な手段で、悪いところは、自分で解決できる。見立てをつけるところだけを、徹底的に、寄り添う。
 そんな壁打ちがあってもいいじゃないか、そう思って、始めることにしました。

なぜ「無料」なのか

 ありがたいことに、体験いただいた方には「お金をとってもいい」「事業化できるクオリティ」といっていただけます。が、そこで費用を取ってしまうと、相談を提供できる機会を絞ってしまうことになりますし、無償だからこそ、本当の意味で「フラットな壁」になれると感じています。
 なので、無料でさせていただきます。

 もちろん、そこから始まって、定期的に続けたいとか、会社の中で展開したい、といったことになると、適性な対価のご相談も始まるかなとは思いますが、そのような場合でも、当方から無理にプッシュして、ということはいたしません。

 なぜなら、やはり、コンセプトは「純粋壁打ち」なので!
 ぜひ、叩きに来ていただけますと幸いです。

体験者の声をご紹介

・始める前は、考えがまとまっていなかったけど、言語化してくれて、方向性が見えた!
(通信系ベンチャー企業勤務 相談テーマは「ライフワークを見つける」)

・プロジェクトのキックオフのイメージが持てた
(情報システム部門 リーダー 相談テーマは「社内改善プロジェクトをもっとスムーズに進めたい」)

・プ譜は面白い。プロジェクト立ち上げ時の、チームビルディングにも使えそう!
(大学教員 相談テーマは「学生のプロジェクト活動支援」)

・話を聞いてくれて、ありがとうございました。シンプルに、楽しかった!(*^^*)
(フリーランス プロフェッショナルPM 相談テーマは「プロジェクト思考の深堀り」)

セッションの様子の例を、こちらの記事でもご紹介中!

結縄久俊さんのビジネス相談

石田葉さんのソーシャルプロジェクト立ち上げ相談

米川植也さんのビジネス相談


この記事の著者

後藤洋平,ポートレート

プロジェクト進行支援家 後藤洋平

ものづくり、新規事業開発、組織開発、デジタル開発等、横断的な経験をもとに、何を・どこまで・どうやって実現するかが定めづらい、未知なる取り組みの進行手法を考える「プロジェクト工学」の構築に取り組んでいます。

世の中のプロジェクトがもっと幸せなものであるようにと思って、日々、プロジェクト立て直しや育成プロセス改善など、試行錯誤しながら、活動しています。

mail: info@gotolab.co.jp
Facebook https://www.facebook.com/gotoYohei
LinkedIn https://www.linkedin.com/in/%E6%B4%8B%E5%B9%B3-%E5%BE%8C%E8%97%A4-2159a925b/

著書

・予定通り進まないプロジェクトの進め方(宣伝会議)
・紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本(翔泳社)
・“プロジェクト会議”成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで(翔泳社) 等

プロジェクトや組織の悩みがあれば、ぜひお寄せください!

 プロジェクトの悩みは、ひとりで悩んでいても、なかなか、解決は難しいものです。利害関係やしがらみがないからこそ、差し上げられるヒントもあります。
 そんなことをおもって、うまくいかない究極原因を探る、本当にやりたいことを探す、純粋壁打ちの無料体験ショートセッションを始めてみました。お気軽にどうぞ!

「色々と試行錯誤しているが、
どうもうまくいかない」という方に

究極の根本原因が見えたら

不調は、おのずと解消する。

セッションの概要

・最初の10分 自己紹介と、取り組みやお悩みの全体的な内容をお伺いします
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・次の20分  AIレビューも活用し、思考の穴を、さらにご一緒に探します
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なぜ「解決策ありきでない」のか

 突然の私事で恐縮ですが、40歳になる手前あたりから、「軽微なんだけど、持続すると辛い体調不良」(耳鳴りが気になる、とか、なんだかちょっと眠りづらい、など)をちょこちょこと新規獲得してきました。

 その度に、結構あわあわしながら対処してきたのですが、駆け込み先は、標準治療だったり、ときに保健外の漢方だったり整体だったり。最初に駆け込んだ先で一発で良くなることは少なくて、色々と試していくなかで、解決してきました。
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 不調のときに、初手で根本原因がわかったら良かったのになぁと思うのですが、これがなかなか、わからないものです。
 あれこれ試すなかで、あ、これだったんだ、とわかる展開が多いものです。

 経営課題や業務課題も、プロジェクト課題も、実は同じなのだと思っています。
 解決策を探すより、原因を探すのが、鉄則。とはいえしかし、分析には常に限界がある。分析には常に時間もコストもかかるし、全部が全部は、わからない。色々と試してみて、良くなって初めて、ここだったのか、と、わかる。

 例えば、医療でも、内科、外科、心療内科、漢方、リハビリ、耳鼻科、整体とか、そのように分岐しない形での、純粋診療が、あり得たりはしないだろうか?と思うことがあります。
 投薬にしろ施術にしろ、あるいはカウンセリングその他も含め、なにかしらの手段がその事業の仕組みに組み込まれていると、どうしても、手段ありきの診断となってしまいます。思い切って、治療はしない、診療だけのサービスがあっても良さそうに思うことがあります。
 特に、日常で困っている不定愁訴やストレス疾患、それこそ不眠だとか、耳鳴り、手の痺れ、とか…色々回ったけど、よくわからない、というやつ。人間ドックをいくら受けても、腰痛の治し方はわからない。

 こういう話は、個人の健康も、ビジネスやプロジェクト上の問題も、同じだと思っています。

 そこで発案したのが、解決策を売りにしない、焦って解決しようとしない、ただただ原因だけを理解するためだけの、純粋壁打ちでした。

 究極の根本原因が見えてしまえば、ものすごく安価な手段で、悪いところは、自分で解決できる。見立てをつけるところだけを、徹底的に、寄り添う。
 そんな壁打ちがあってもいいじゃないか、そう思って、始めることにしました。

なぜ「無料」なのか

 ありがたいことに、体験いただいた方には「お金をとってもいい」「事業化できるクオリティ」といっていただけます。が、そこで費用を取ってしまうと、相談を提供できる機会を絞ってしまうことになりますし、無償だからこそ、本当の意味で「フラットな壁」になれると感じています。
 なので、無料でさせていただきます。

 もちろん、そこから始まって、定期的に続けたいとか、会社の中で展開したい、といったことになると、適性な対価のご相談も始まるかなとは思いますが、そのような場合でも、当方から無理にプッシュして、ということはいたしません。

 なぜなら、やはり、コンセプトは「純粋壁打ち」なので!
 ぜひ、叩きに来ていただけますと幸いです。

体験者の声をご紹介

・始める前は、考えがまとまっていなかったけど、言語化してくれて、方向性が見えた!
(通信系ベンチャー企業勤務 相談テーマは「ライフワークを見つける」)

・プロジェクトのキックオフのイメージが持てた
(情報システム部門 リーダー 相談テーマは「社内改善プロジェクトをもっとスムーズに進めたい」)

・プ譜は面白い。プロジェクト立ち上げ時の、チームビルディングにも使えそう!
(大学教員 相談テーマは「学生のプロジェクト活動支援」)

・話を聞いてくれて、ありがとうございました。シンプルに、楽しかった!(*^^*)
(フリーランス プロフェッショナルPM 相談テーマは「プロジェクト思考の深堀り」)

セッションの様子の例を、こちらの記事でもご紹介中!

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