仕事のやる気が出なくて辞めたい・・そんな人のための「解決策を焦らない、純粋壁打ち」という提案

この記事について

こんな感覚はないでしょうか?

好きで入った業界、得意と思って就いた仕事。
それなりに結果も出して、それなりのポジションと収入も得た。
客観的にみたら、それなりに理想の生活のはず。

けれども、ふと気づくとマンネリ、ぬるま湯の日々。
本当にやりたいことがやれているかというと・・・なんともいえない。

仕事そのものは嫌ではない。
たぶん、どちらかというと人間関係のに、困っている。
部下は部下で育てるのも面倒を見るのも大変だし、
マネージャとはいえプレイングだし。上司の言うことはコロコロ変わるし。

このままのキャリアではいけない気もする。転職だけでなく、独立も考える。
とはいえ、安定した収入を捨てて、環境を大きく変えるのもちょっと・・・。
AI時代だし、不確実だし、このさきどうなるのかも、わからないし。

・・・以上のような心のつぶやきが、日々、心のなかに、浮かんでは消えて。

それは心のSOSかもしれない

 もし、そんな浮かんで消えてが頻繁に繰り返されているようでしたら、それは心のSOSである可能性が高いです。

 SOSを聞こえないふりをして、あるいは聞こえても我慢して、ストレス発散や趣味にお金を使い、サウナだキャンプだとまぎらわせ、どうにかバランスを取っている人も多いかも知れません。もし、最初はささやかなつぶやきだったのが、徐々に被害感情や強い承認欲求へと変わり、いつしかそれがイライラや倦怠感へと発展してしまったとしたら、それは明らかに危険な兆候です。

 「Life」と「Work」のバランスシートは、振り子のように上がったり下がったりを繰り返します。それは、思ったよりも不安定です。

 心の収支バランスがプラス・マイナスゼロあたりを往復しているうちはよいのですが、タイミング悪く仕事上の負荷が重なったり、私生活でトラブルを抱えてしまうと、いわゆるメンタル不調の世界に足を踏み入れてしまいます。

 心の収支バランスが明らかにマイナスに振れていても、優秀な方は、それをバネにして頑張ることができます。それは大変に優れた、素晴らしいことではあるのですが、心の赤字を何年も蓄積してしまうと、負の複利効果が働いていき、いつかは限界を迎えます。

我慢を続けた先には、ポッキリ折れてしまう未来

 社会生活に適応していると見せかけて、心と身体に負担をかけつづけ、気づいたときにはポッキリと折れてしまう。それが現代社会で、適応障害やうつ症状といわれるものの実相です。
 その前兆には、睡眠の不調やアレルギー症状の悪化、過度の飲酒などのサインが出るのですが、どうしても、見て見ぬふりをしてしまいがちです。見て見ぬふりを続けると、いつかどこかで、ポッキリと折れてしまうのが、人間の心です。

 ポッキリ折れてしまう、ということは、人生における最大のリスクです。

 若い頃なら一晩寝ればスッキリとれた疲れも、年齢とともに、取れにくくなります。心身はキツい、しかし収入を落とすわけには行かない、という切迫感があると、当然、完全回復への道は遠のいてしまいます。

 筆者自身、ここに書いたようなことを我が身で体験してきたので、この難しさは、しみじみと深く実感しています。私の場合は、ポッキリ折れたあと、どうにかこうにか身体がうごく範囲でライスワークをこなし、仏教の学びや漢方の勉強、実践などの対応を経て、10年近くが経過して、ようやく少しずつ元気を取り戻してきました。

 多くの学びを得る中で、仕事のうえで、他者や環境との間に良好な関係性を築くことが、良い人生を生きるうえで、本当に大事なことなのだということを実感してきました。

良い人生、良い生活の本質は「めぐりを良くする」こと

 傷は浅いうちが治りが早いものですし、どんな病気も、早期発見、早期対処が基本です。
 心のコンディションも同じです。

 たとえば適応障害になったとして、メンタルクリニックに通うとしても、あまりの予約待ち時間の長さに驚きます。何日も診察を待って、いざ迎えた診察時間は、ものすごく短くあっさりしています。ちゃんと話を聞いてくれているのかわからないままに診察が終わり、よくわからない薬を処方され、それを飲んで、果たして本当によくなるのかも不安に感じる・・・そんな体験もしました。

 退職するとなったら、たとえば保険はどうするのか、収入の問題だけでも大変なのに、医療サービスを受けたいと思っても、思ったようなものが受けられない。
 そういうことを我が身を持って知るのも、ポッキリ折れたあとの話でした。知ったときにはときすでに遅し、あとの祭り。

 そうならないための最大のキーワードは「めぐりを良くする」です。

 気持ちや精神的なエネルギーだけでなく、お金や人間関係も含め、また血液や呼吸も含め、様々なもののめぐりが良くなること、言い換えれば、滞りや偏りを減らすことが重要です。
 この薬さえ飲めばいい、とか、転職して人間関係をリセットしたらどうにかなる、といったような、わかりやすい解決策で、すぱっと綺麗に解決できるというものではありません。総合的に、トータルに悪い部分を見つけ、順序よく、バランスよく、対処していくことが必要です。

メンタル未病ケア、という発想

 早めに状況を客観視し、問題があったら早めに取り除く。
 これこそ人生の達人の生き方といえます。

 東洋医学に「未病(みびょう)」という概念があります。

 未病とは、健康と病気の間にある「病気ではないが健康でもない」状態を指す概念です。自覚症状があるのに検査では異常がない、症状はないのに検査で異常値が出るなど、放置すると病気に進行する可能性が高い段階を指します。

 「まだいける」「もう少し頑張れる」とごまかしごまかしで、心身の不調を放置して、ある時点でおおごとになってしまう、ということを避けるために、ゴトーラボでは「メンタル未病ケア」の取り組みを開始しました。

 具体的には、月に一回、60分の、オンライン壁打ちセッションを実施します。

 壁打ちツールとして、「プ譜」という独自のツールを用います。これは、ルーチンワークでないあらゆる取り組み(それは「人生」も含みます)の進め方を言語化・構造化・可視化し、客観視をして、実際に行動をしてみて、振り返るというツールです。筆者は過去に、数千人を超える方々に、主に研修という場でこの使い方を伝授してきました。

 メンタル未病ケアのための、純粋壁打ちサービスでは、あなたになりかわって、あなたの話を聞いて、あなたの思考の棚卸しを手伝います。ふたりで一緒に、現状を正しく理解し、よりよい未来を描きます。

 費用は、無料プランと有料プランの両方を設定しています。

 以下のページに、サービスコンセプトと、無料体験予約フォームを設置していますので、ぜひ、ご覧になってください。

 もし、実際に壁打ちセッションをしてもらうまえに、どんなサービスなのか、過去どんな事例があったのかを知りたい、という場合は、以下の連絡先に、ご一報をいただけますと幸いです。

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後藤洋平,ポートレート

プロジェクト進行支援家
後藤洋平

1982年生まれ、東京大学工学部システム創成学科卒。
製造業DX・人材ビジネス・IT開発・新規事業などの経験から、プロジェクト活動における「未知」という難しさを痛感。解決策を模索するなかで、学生時代に学んだ設計学・サービス工学のプロジェクト活動への応用を着想した「プ譜(プロジェクト譜)」は、進行設計を計画書ではなく「譜面」として表現することで、管理に寄りすぎず、柔らかな進め方ができる手法として、静かながらも長年の支持を得ている。

組織マネージャ、ITプロマネ、二児の父という三足のわらじが履ききれなくなって、2019年5月に独立。企業研修や実務支援に取り組むなかで、どの業界、企業、人にも共通する悩みがあると理解し、なにか一助になりたいと思いながらも試行錯誤を続けている。近年はプ譜を用いた壁打ちセッションを試行中。

著書

・予定通り進まないプロジェクトの進め方(宣伝会議)
・見通し不安なプロジェクトの切り拓き方(宣伝会議)
・紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本(翔泳社)
・“プロジェクト会議”成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで(翔泳社)
・決まるプレゼン・会議の組み立て 意思決定のための「場」の演出論(ビジネス教育出版社)

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