
この記事について
育休明けの復帰に向けて、人間関係や自身のメンタルに不安を感じたとき、どうしていますか。子育てと仕事の両立を頑張ろうとしすぎると、限界が訪れます。スキルアップか、それとも日々の安定か、という二者択一も悩ましいものです。とりあえず情報収集やAI壁打ちはやってみるも、結論は出ない・・このコラムでは、そんな状態を「心の未病」と見立て、方向性を導き出すヒントを提供します。
もくじ
1 産休・育休後に復帰すべき日常とは・・・
2 それは心のSOSかもしれない
3 我慢を続けた先には、ポッキリ折れてしまう未来
4 良い人生、良い生活の本質は「めぐりを良くする」こと
5 メンタル未病ケア、という発想
産休・育休後に復帰すべき日常とは・・・
産休、そして育休。
子どもとの時間は、かけがえなく、愛おしい。
でも同時に、自分の仕事やキャリアのことも、考える。
育休前の自分に戻れるんだろうか。
あの職場に、また馴染めるんだろうか。
時短になったら、評価はどうなるんだろうか。
保育園のお迎えに間に合わない日が続いたら、どうしよう。
自分が休んでいるあいだにも、周りはどんどん先に進んでいる。
戻ったとき、自分の居場所はあるだろうか。
転職も考える。それも選択肢かもしれない。
でも、このブランクで採用されるのか。
産後は、以前のように頭がうまく働いていない感覚もある。
かといって、このまま育休中に何もしないでいていいのか・・・。
パートナーの収入に依存し続けるという道も、なくはない。
しかし・・・副業、スキルアップ、資格取得——何かしなければ、という気持ちも膨らむ。
・・・そんな言葉にならない焦りが、浮かんでは消えて。
もし、そんな浮かんで消えてが頻繁に繰り返されているようでしたら、それは心のSOSなのかもしれません。
それは心のSOSかもしれない
SOSを聞こえないふりをして、あるいは聞こえても我慢して、どうにか日常を維持している方も、もしかしたら多いかもしれません。なにを隠そう、私がそうでした。
筆者の場合は、男性側でしたが、二人目を授かったタイミングで会社ではプレイングマネージャとして負荷の高い状態を迎えました。育休が明けて、一年から半年ぐらいの時間が経過した頃に、メンタルダウンに至りました。都内、核家族で、自分の側が収入の柱を担っていて、住宅ローンがあり、実家からの援助は望みにくい状況。
「人生が詰んでしまった・・・」といったような言葉は、簡単には使いにくいものですが、わりとそんな感覚が強くありました。
そこから独立し、なんとかかんとか、どうにかこうにか、ときにはだましだまし、ときにはリスクも取ってやってきて、10年近くかけてようやく日常を取り戻しつつありますが、その道は、結構な山あり谷ありでした。
そんな自分がいま思うのは、もし、最初はささやかなつぶやきだったのが、徐々に被害感情や強い承認欲求へと変わり、いつしかそれがイライラや倦怠感へと発展してしまったとしたら、それは明らかに危険な兆候だ、ということです。
「Life」と「Work」のバランスシートは、振り子のように上がったり下がったりを繰り返します。それは、思ったよりも不安定です。

無限に情報が押し寄せるから、心が悲鳴をあげる
どうしてこんなにもやもやするんだ?と考えると、明らかに、私たちの生活がデジタルサービスや情報に囲まれすぎている、ということに気付かされます。

社会生活に適応していると見せかけて、心と身体に負担をかけつづけ、気づいたときにはポッキリと折れてしまう。それが現代社会で、適応障害やうつ症状といわれるものの実相です。
その前兆には、睡眠の不調やアレルギー症状の悪化、過度の飲酒などのサインが出るのですが、どうしても、見て見ぬふりをしてしまいがちです。見て見ぬふりを続けると、いつかどこかで、ポッキリと折れてしまうのが、人間の心です。
良い人生、良い生活の本質は「めぐりを良くする」こと
そうならないための最大のキーワードは「めぐりを良くする」です。
気持ちや精神的なエネルギーだけでなく、お金や人間関係も含め、また血液や呼吸も含め、様々なもののめぐりが良くなること、言い換えれば、滞りや偏りを減らすことが重要です。
この薬さえ飲めばいい、とか、転職して人間関係をリセットしたらどうにかなる、といったような、わかりやすい解決策で、すぱっと綺麗に解決できるというものではありません。総合的に、トータルに悪い部分を見つけ、順序よく、バランスよく、対処していくことが必要です。

メンタル未病ケア、という発想
早めに状況を客観視し、問題があったら早めに取り除く。
これこそ人生の達人の生き方といえます。
東洋医学に「未病(みびょう)」という概念があります。
未病とは、健康と病気の間にある「病気ではないが健康でもない」状態を指す概念です。自覚症状があるのに検査では異常がない、症状はないのに検査で異常値が出るなど、放置すると病気に進行する可能性が高い段階を指します。
「まだいける」「もう少し頑張れる」とごまかしごまかしで、心身の不調を放置して、ある時点でおおごとになってしまう、ということを避けるために、ゴトーラボでは「メンタル未病ケア」の取り組みを開始しました。
具体的には、月に一回、60分の、オンライン壁打ちセッションを実施します。
壁打ちツールとして、「プ譜」という独自のツールを用います。これは、ルーチンワークでないあらゆる取り組み(それは「人生」も含みます)の進め方を言語化・構造化・可視化し、客観視をして、実際に行動をしてみて、振り返るというツールです。筆者は過去に、数千人を超える方々に、主に研修という場でこの使い方を伝授してきました。
メンタル未病ケアのための、純粋壁打ちサービスでは、あなたになりかわって、あなたの話を聞いて、あなたの思考の棚卸しを手伝います。ふたりで一緒に、現状を正しく理解し、よりよい未来を描きます。
費用は、無料プランと有料プランの両方を設定しています。
以下のページに、サービスコンセプトと、無料体験予約フォームを設置していますので、ぜひ、ご覧になってください。
もし、実際に壁打ちセッションをしてもらうまえに、どんなサービスなのか、過去どんな事例があったのかを知りたい、という場合は、以下の連絡先に、ご一報をいただけますと幸いです。
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プロジェクト進行支援家
後藤洋平
1982年生まれ、東京大学工学部システム創成学科卒。
製造業DX・人材ビジネス・IT開発・新規事業などの経験から、プロジェクト活動における「未知」という難しさを痛感。解決策を模索するなかで、学生時代に学んだ設計学・サービス工学のプロジェクト活動への応用を着想した「プ譜(プロジェクト譜)」は、進行設計を計画書ではなく「譜面」として表現することで、管理に寄りすぎず、柔らかな進め方ができる手法として、静かながらも長年の支持を得ている。
組織マネージャ、ITプロマネ、二児の父という三足のわらじが履ききれなくなって、2019年5月に独立。企業研修や実務支援に取り組むなかで、どの業界、企業、人にも共通する悩みがあると理解し、なにか一助になりたいと思いながらも試行錯誤を続けている。近年はプ譜を用いた壁打ちセッションを試行中。
著書
・予定通り進まないプロジェクトの進め方(宣伝会議)
・見通し不安なプロジェクトの切り拓き方(宣伝会議)
・紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本(翔泳社)
・“プロジェクト会議”成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで(翔泳社)
・決まるプレゼン・会議の組み立て 意思決定のための「場」の演出論(ビジネス教育出版社)

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